ルーズソックスと木村拓哉

このガム知っていますかというツイートを見た。

ガム自体すごく好きではないが、このガムは人からもらって数回食べた記憶がある。味は忘れてしまったので、すごく印象的なコーヒー味ではなかったのだろう。ただ、視覚だけで覚えていたこのガム。

子供時代にはどこでも売っていたこのガム自体がツイートの対象になるなんて、しかもそのガムをリアルで食べた経験があるなんて年取ったな自分、とリツイートしたら、いいね!数が私史上最高。

自分では当たり前だと思っていたことが、既に当たり前ではなくなっていること、「えー知らない😀」と返されることが多くなり、知らず知らずのうちにアダルト世代になっていた。

世代間ギャップでいうと、最近「ルーズソックス」が一周回って今のギャルたちの間ではやっているという話。彼女らのお母さん世代が制服のスカートにルーズソックスをあわせていた世代で、お母さんのおさがりのルーズソックスを履いたり、令和ではカラールーズソックスもあるとか。令和版ルーズソックスは膝丈のソックスを足首まで下ろして履くとのこと。確かに平成版ルーズソックスは、たるませたところが靴の外にはみ出して地面を掃いていたりして、汚いなと思った記憶がある。令和の若者は綺麗好き。

ルーズソックスが流行っていたころ、木村拓哉が「ロングバケーション」や「あすなろ白書」でブレイクした。木村拓哉ブームは上ったり下ったりしながら、今では知らない人がいない位のスーパースターになっている。木村拓哉のお嬢さんたちの影響で若者がDVDなどで「ロングバケーション」を見たりして、渡哲也さんやオードリーヘップバーンのように、時代を超えるスターになっている。

自分の体験や、今まで当たり前だと思っていたことが知らずのうちに当たり前ではなくなっている。時代感覚を随時アップデートしないと、「AKBを二人、目で妊娠させる」などという勘違い発言を公の場でしてしまう痛い大人になってしまいそうだ。



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