149 スノーボード

 

スノーボードの選手平野歩夢選手が金メダルを取った😊

決勝戦で3回滑った中で2回目の滑り。世界初の技を決めたにも関わらず点数が伸びず、平野選手が記者会見で苦言を呈していました。

記者会見時の解説によると、スノーボードは審判員の主観で採点がされるとのこと。今後の選手生命が絶たれるかもという危険性と隣り合わせの世界で、体を張った演技が審判員の気持ち一つで変わってしまうのは納得がいかないだろう。この「審判員の主観」には政治的要素や個人的感情も十分に含まれるだろうし、賄賂が行き交っているかもという疑惑すらある。

フィギュアスケートの技術点部分は回転数や着地などに基準が細かく決められて、そのガイドラインに沿って点数化される。平野選手はスノーボードについても同じように、ボードの前をつかんだか後ろだったかとか、空中で何回転したかとか、採点の基準を細かく決めて、採点の見える化をするべきだと訴えていた。

そして、いつも心が温まるのが、東京オリンピックもそうだったが、スケートボードやスノーボードの選手たちは国を越えて互いの演技をほめたたえることだ。この採点事件についても、オーストラリアやアメリカのメディアが自国の選手の不利益かのようにかみついていたのが印象的でした。（これについては別の理由もありそうですが）

この若者の一言で何か変わればと願うばかりです。